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9月8日は国際識字デ―です。
1965年のこの日、イランのテヘランで開かれた世界文相会議で
イランのパーレビ国王が軍事費の一部を識字教育に割り当てると
提案したことを記念して、ユネスコが制定した国際デーの一つ。
「識字」とは、「文字の読み書きができる」という意味で、
現在世界には戦争や貧困等によって読み書きのできない人が
10億人以上いると言われている。
今日の一冊は
『わたしは10歳、本を知らずに育ったの』(公益社団法人シャンティ国際ボランティア会/編、鈴木晶子、山本英里、三宅隆史/著)
アジアには「本を知らない」子どもたちがたくさんいます。
小学校に通えない、図書館がない、内戦や貧困のために読み書きができない人びとがいます。
しかし、1冊の本から生きる希望を見つけ出す子どもたちがいます。教育を受けて文字を読み書きする
機会に恵まれないで大人になると良い仕事に就けないで貧困に陥ることになります。
アジアにおける36年にわたる図書館づくりや翻訳絵本を届ける活動を紹介。