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今日は、昭和を代表する女優の一人、原節子の亡くなった日です。
95歳の生涯でした。
43歳という年齢で表舞台から姿を消したこともあり、今もなおその美貌や
女優としての姿は、世代を超えて愛されています。
今日の一冊は「昭和が恋した女優たち 生誕100年写真家・早田雄二の世界
:別冊太陽 日本のこころ 226」(早田 雄二/撮影)
戦前戦後多くのスターたちを撮り続けた、写真家早田雄二生誕100年を記念
したこの本。その生涯で撮り続けた作品の中から、綺羅星の様な女優たち
116人分の作品がおさめられています。もちろん、その中には、原節子の
可憐な姿も。
原節子さんといえば、小津安二郎監督作品を思い浮かべる方も多いのでは
ないでしょうか。図書館にも彼女が主演した「東京物語」のDVDがあり、
大変美しい風情ある姿を、今でも観ることができます。
そんな今見てもなお色あせぬ美しさを目の当たりにし、この本に登場する
女優さんたちを眺めると、この時代は本当に特別な人しかなれない芸能の
世界があったことを感じます。うっとりできる1冊です。