雲の妖精・くもっぴーが、二十四節気にのせておすすめの本をご紹介するヒョン♪
カワウソはかわいいヒョウ
「雨水(うすい)」とは、雪が雨へと変わり、積もった雪や氷もとけて水になる
頃という意味だヒョン。
二十四節気七十二候にカワウソが出てくるの知っているかヒョウ?十七世紀まで
使われた中国の「宣明暦」の七十二候の第四候に「獺祭魚(カワウソうおをまつる)」
があったヒョウ。カワウソが、獲った魚を食べる前に岸に並べる習性があり、それ
がまるで神様のお供えしているようから「獺祭」になったヒョウ。しかし、日本のカ
ワウソはどこか姿を消してしまい、今では「幻の候」だヒョウ。
今回は「カワウソ」をテーマに本を紹介するヒョウ。
かわうそもぐ
モグとアオメはかわうその兄弟。モグはウナギが取れないとアオメに馬鹿にされ、ア
オメを見返そうとうなぎを探しに、人里までやってきた。「ぜったいぜつめいでない
と化けていけない」とアオメに言われていたのに、人間の娘に化けてうなぎ屋へ。と
ころが、思いがけないハプニングで正体がばれて、人間に捕まってしまう…。
はらはらドキドキの絵本だヒョウ!モグはどうなってしまうヒョウ…。
日本の特別天然記念物
「天然記念物」は動物、植物、地質・鉱物などの自然物に関する記念物こと。中でも
特に希少価値や絶滅危惧などに指定されたものは「特別天然記念物」。その貴重かつ
重要とされる特別天然記念物が75件収録された一冊。絶滅の危機からよみがえった鳥
たちや生きた化石の動物、厳しい気象条件で咲く花など素晴らしい自然を眺めなが
ら、自然と共生のあり方を考えさせられるヒョウ!
ニホンカワウソ 絶滅に学ぶ保全生物学
河童のモデルにもなっているカワウソ。各地の民話で語られるカワウソの話が残って
いるのは、カワウソと人間が古くからの付き合いがあるからだヒョウ。しかし、ニホ
ンカワウソは姿を消してしまったヒョウ。なぜ消えてしまったのか。ニホンカワウソ
の調査に実際に携わったひとりの研究者が、絶滅の課程を探り、詳しい生態だけでは
なくカワウソと日本人の関係について興味深く考察されているヒョウ!