雲の妖精・くもっぴーが、二十四節気にのせておすすめの本を
ご紹介するヒョウ♪
ポカポカ陽気にさそわれるヒョウ☁
「啓蟄(けいちつ)」の「啓」は開く、開放する「蟄」は虫を含む小動物が土の中
に隠れて閉じこもるという意味。つまり、寒さがやわらぎ、春を感じた生き物たち
が土の中から動き出す時期ということだヒョウ♪どうぶつもしょくぶつも起きはじめ
るんだヒョ―☁あたたかくなると、眠いけど、ぬくぬくとして元気にもなるよな。
よし!今回は「春のけはいを感じる本」を紹介するヒョーウ🌱
「ゆかいなかえる」(ジュリエット・キープス∥ぶん・え、いしい ももこ∥やく)
寒い時にはぬくぬく土のなか。あたたかな太陽を感じたらひょっこり顔を出す
元気なかえる。いっしょに踊りだしたくなるような元気なかえるたちがでてくる
ヒョウ🐸
(ヴィルジニー・アラジディ∥著、エマニュエル・チュクリエル∥画、泉 恭子∥訳)
蝶々にテントウムシ、虫たちもふらひらと飛びまわるようになるヒョウ
この本は、虫たちがなんて名前か知りたい時にぴったりだ。せんさいな絵でとても
きれい。見るだけで楽しいヒョウなぁ🦋
もちろん、鳥たちも羽ばたきはじめるヒョウ。色とりどりの羽をながめている
だけではなやかな春をかんじるヒョウ🐦
「秘密の花園」(バーネット∥著、グラハム・ラスト∥絵、野沢 佳織∥訳)
両親を亡くし、インドからイギリスのうすぐらいお屋敷へとひきとられた少女
メアリーが、荒れ果てたふしぎな花園に出会うヒョウ。メアリーと花園とお屋敷の
人々。めぐる季節が織りなす物語なんだ。ちなみ、図書館にはにDVDもあるぞ。
製作総指揮ランシス・F・コッポラのうつくしい映像でも楽しめるヒョウ。
「神話機械」(やなぎ みわ∥著)
春のはじめ、桃が美しい季節だな。桃は昔から神聖な果実として神話の世界にも
登場するヒョウ。現代美術家やなぎみわが、日本の「古事記」に出てくる黄泉平坂
の桃をモチーフに人間の運命を描いた連作写真や演劇、マシーンと美術、機械工学、
舞台芸術が織り成す世界をたのしめるヒョウ🍑