雲の妖精・くもっぴーが、二十四節気にのせておすすめの本を
ご紹介するヒョウ♪
キラキラのびのびだヒョウ☁
「小満(しょうまん)」って節気は、夏に向かって進んでいくお日さまの光が力強くなり、あらゆる生きものが成長して満ち満ちていく時季なんだヒョウ♪
夏に向けて力を増す太陽に照らされ、世界も色鮮やかになっていくんだなぁ🌞
この時季には「自然の色とりどりな世界」を紹介するヒョ~ウ✨
「いのちを織る」(志村ふくみ [著])
植物から色をもらう、植物染料。そして少女時代に実母から機織りの手ほどきをうけた織。
その二つから生み出される作品たち。重要無形文化財保持者である染色家、大正生まれの志村
ふくみの作品群が、年代をおって楽しめます。
「からくりからくさ 」(梨木 香歩∥著)
糸を染め、織り紡がれていく生活。各々の葛藤を内包しながら、やさしくもしっかりと根
づいた生活。 祖母から遺された一軒家で女性四人が織りなす物語。
「菜樹の巻: 恵みの稔り 江戸博物文庫」(工作舎∥編)
江戸時代の最高傑作、様々な植物が描かれた「本草図譜」から抜粋した。
この菜樹の巻の特徴は、”食物”となる草木果樹が多く収録されています。みずみずしくおい
しい食物が育っていく季節に。
「草野心平:日本語を味わう名詩入門 12 」
(草野 心平∥〔著〕、萩原 昌好∥編、秦 好史郎∥画)
山、雨、蛙、空気、自然賛歌がみえる作品群。「蛙の詩人」「天の詩人」「富士山の詩人」など異なる名前をもつ詩人、草野心平の作品集。「百姓という言葉」の一作には様々な野菜たちが連なります。リズミカルな詩を読むと元気が湧いてきそうです。
(ジョン・バーニンガム∥さく、みつよし なつや∥やく)
子どもたちにうさぎにひつじと…ガンピーさんがお家のそばにある川を舟でくだっていくと、いろんな生き物たちが一緒に乗りたいとやってきます。そのあと一体どうなるの?のどかでさわやかな色合いに初夏を感じる絵本。