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1月23日は歴史上初めて人類がマリアナ海溝の海底に到達した日になります。
マリアナ海溝の中でも最も深いポイントと言われている場所がチャレンジャー
海淵であり、ここの海底に人類が到達しました。
チャレンジャー海淵という名前は、19世紀末に行われたイギリスの調査隊、
チャレンジャー号による測定により発見されたことが由来となっています。
この頃はまだ海上からの測定によりおおよその深さを計測することしかでき
なかったのですが、チャレンジャー海淵が見つかってからおよそ100年後の1960
年1月23日に、有人探査艇トリエステが5時間の潜行の末に海底に到達しました。
この時計測された深度は10916メートルであり、地上の千倍もの圧力がかかる
極地にもかかわらず生物が存在していることも確認しました。
今日紹介する一冊は『深海のふしぎ』(高橋拓真/漫画、滋野修一/監修)です。
深海での生態系について解説した学習漫画ですので、是非読んでみてください。
