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2月13日はチャールズ・M・シュルツの新聞連載漫画、『ピーナッツ』が
連載を終えた日になります。タイトルではピンとこない人も多いかもしれま
せんが、世界的人気キャラクター、スヌーピーの登場する漫画です。
『ピーナッツ』はアメリカの新聞で連載されていた1~5コマの漫画で、
日曜日には長めのストーリーが掲載されるという形式のものでした。
非常に人気のあった漫画でしたが、作者であるシュルツが77歳で結腸癌に
なったため、1999年12月に引退を宣言し、終了が決定します。
シュルツは最終回までの1か月分の原稿を描きあげましたが、2月13日の
最終回が掲載される前日に亡くなってしまいました。ピーナッツの最終回は
日曜日の掲載で、ストーリーではなく読者への感謝のメッセージを描いたもの
となっています。
今日紹介する一冊は『SNOOPY 10』(チャールズ・M・シュルツ//著、谷川俊太郎//訳)
です。
日本においてはスヌーピーというタイトルで、谷川俊太郎が全訳を行っています。
10巻は最終巻となり、今回紹介した最終回も収録されています。