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今日は物理学者、中谷宇吉郎が生まれた日です。
随筆家としての顔もありました。
ここ雲の上の図書館がある梼原町は、高知にありながら雪の降る山間地です。
その雪を人工的に作り出すことに成功したのが、中谷宇吉郎その人。
今日の一冊は「ドミトリーともきんす」(高野文子/著)
日本の早々たる科学者たちが、一つの下宿先に住んでいたら。しかも、まだ
名を成す前の若い時に。そんな世界が漫画家、高野文子の世界で描かれていま
す。勿論、本日生まれた、中谷宇吉郎もその一人。(高知出身の牧野富太郎も
一緒に住んでいます!)
この本を読むと、科学者や科学が身近で面白いものに思えてきます。不思議
は身近に、不思議は科学につながっていると。
こちらの本は、「科学道ジュニア」の1冊です。夏休みにはふたたび親子で
楽しめる科学道ジュニアが館内の特集棚に出現予定。こちらもどうぞお楽しみに。