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今日はピアノの日です。
ピアノの日がなぜ今日に制定されたのかというと、
日本に西洋医学を伝えたフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトが関係します。
彼は後に長﨑郊外に「鳴滝塾」を作り、
日本の医学発展に大きく貢献したドイツのお医者さんです。
シーボルトが1823年7⽉6⽇に来日した際、
日本国内にピアノを持ち込んだとの記録があります。
そしてこれが、日本にピアノが持ち込まれたことが分かる最古の記録な
んだそう。
つまり7月6日は、日本に初めてピアノがやってきた日なのです。
このことに由来し、今日はピアノの日になりました。
ところでピアノを持ち込むと簡単に言っても、
遠い外国から大きくて重いピアノを運ぶのは、
かなり大変だったんではないでしょうか。
まして1823年といえば日本はまだ江戸時代。
クレーンなどを使うこともできません。
どうやって運んだのか、とても気になるところですね。
今日はDU BOOKSのこちらの一冊をご紹介します。
『トイ楽器の本』(良原 リエ/著)
この本は、トイピアノを始めとする、
眺めてかわいい弾いて楽しいトイ楽器たちが
アンティークなものから現行販売品まで様々紹介されています。
こどものおもちゃに収まらない、
味わい深さがたっぷり詰まった一冊です。
簡単に演奏できるものが多いので、
「楽器の演奏に興味はあるけど敷居が高くて・・・」
という方にもおすすめですよ!
トイ楽器なら郵送の心配をする必要もないですね!