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日本人の食べ物といえば梅干し。
梅が中国から日本に伝来したのは今から約1,500年前で、六世紀の「斉民要術」にすでに梅干しや梅酢の作り方が記されているそうです。
昔から「梅はその日の難のがれ」「梅干しを食べると難が去る」と言い伝えられてきました。
難(7)が去(3)る(0)という語呂合わせから、今日は梅干しの日と制定されました。
また梅は、「食べ物、水、血」の三毒を絶つとも言われ、古くから親しまれています。
昔の人は梅干しを薬として持ち歩き、旅先で熱病や風土病などの病気にかからないよう心がけていたと言われています。
今でも旅先で朝食に梅干が出されるのは、この名残かもしれませんね。