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今日は貧困撲滅のための国際デーです。
世界には貧困と飢餓の中で生活を強いられる人々が決して少なくはなく、彼らの人権が普遍的に尊重される世界を目指し、我々ができることは何かを考えるきっかけの日にしましょう。
1992年12月22日の国連総会において制定されたこの国際デーは、まもなく制定30年を迎えようとしています。
この日は貧困や飢餓、暴力などに苦しむ人々の人権を考えるため、世界中で様々な催しが開かれます。
制定のきっかけは1987年までさかのぼり、1987年10月17日、フランス・パリのシャイヨ宮に世界各国から10万人もの人々が集い、貧困や飢餓、不平等の是正を訴えました。
この大規模な集会は人々の人道と人権への意識を高め、また、多数の国家においてすでに10月17日を「極貧に打ち克つための世界デー」と制定していた事実もあり、国連はこの日を「貧困撲滅のための国際デー」と定めたのです。
SDGsの第一目標「貧困をなくそう」にもあるように、これから人類が立ち向かうべき大きな問題を、皆さんも一緒に考えてみましょう。