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今日はイギリスの作家、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの誕生日です。
作家名の表記は「スティーヴンスン」「スチーヴンソン」
「R・L・スティーブンソン」とされることもあります。
代表作に冒険小説「宝島」や「ジキル博士とハイド氏」があり、宝島は冒険小
説の金字塔的存在、「ジキル博士とハイド氏」は二重人格を題材にした代表的
な作品で、どちらもとても有名な本です。
「ジキル博士とハイド氏」は二重人格の代名詞的に「ジキルとハイド」の
通称を聞いたことがある人もきっと多いことでしょう。
「宝島」もとても有名で、小学校時代に学校の図書室で読んだことがある
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日の記事の筆者は、「宝島」は漫画ドラえもんの話のなかで知りました。
というのも、てんとう虫コミックスドラえもん45巻の4話目に収録されて
いる「南海の大冒険」は、主人公のび太がスティーブンソンの「宝島」を読
んで宝さがしに憧れる・・というところからお話がはじまります。
この話は1998年に公開されたドラえもん長編映画「ドラえもんのび太の南
海大冒険」の原案にもなっており、映画の中でものび太がこの本に感銘を
受けるところからストーリーが始まるのです。
このことからもスティーブンソンの「宝島」が、子供が読む冒険小説の
代名詞的存在といえるほど広く親しまれていることが分かりますね。
さて、今日の一冊は福音館書店の
『宝島』
(R.L.スティーブンソン/著 坂井 晴彦/訳)
をご紹介します。まだ読んだことのない方は是非一読し、のび太が憧れた
ワクワクを味わってください。