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1995(平成7)年1月17日に発生した兵庫・淡路島北端を震源とするマグニチュード

7.2の大地震が発生。阪神・淡路大震災が記念日制定の所以となっています。

学生を中心としたボランティア活動が活発化したことから、後に『日本のボラン

ティア元年』ともされています。

この大震災を機にボランティアへの意識が高まったことで、ボランティア活動へ

の活動内容、参加方法などの理解を深め、災害に対する様々な備えの充実・強化

を考えるきっかけになりました。

また、例年1月15日~21日は防災とボランティア週間となっています。阪神・淡路

大震災が起こったときの様子などを後世に受け継いでいく取組みやイベント等が開

催されています。

ご紹介する一冊は、『大震災の生存学』編著:天田 城介です。

戦後日本を襲った厄災。健常な人ですら、たいへんな状況であった中、自力で避難

できない障害者や高齢者、危険を知らせたり、避難先で必要な情報が得にくい外国

人やコミュニケーション能力に障害のある人々にとってどうだったのか。それらの

当事者と向き合った人たちの証言や、「障老病異」を対象とする生存学の視点から

まとめられた一冊です。

2024年 (令和6年)
5月2日(木)
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時間:9:00~20:00
休館:火曜日(毎週)、金曜日(最終週のみ)