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今日、3月7日は「メンチカツの日」。香川県三豊市に本社がある株式会社「味の
ちぬや」が制定しました。日付は関西の呼び方で「ミンチカツ」から「ミ(3)ンチ
(7)の語呂合わせから。
メンチカツは豚肉や牛肉のひき肉にタマネギやパン粉などを混ぜて形を作り、衣
をつけて揚げた日本の料理。明治時代、東京浅草の洋食店が「ミンスミートカツ
レツ」として販売したのが、起源とされています。なぜ「メンチカツ」になったの
か?「メンチ」の語源について一般的に広まっているのは「ミンスミートカツレ
ツ」が省略される過程で「ミンス」が「メンチ」に転じて、「メンチカツ」になっ
たという説があります。しかし、根拠になる文献はないため、本当かどうかはわか
りません。
今日の一冊は、「たべもの起源事典 日本編」(岡田哲/著)
駅蕎麦、トンカツ、ハヤシライスなど、日本の食は、実に多彩です。そのバラエティ
豊かな日本のたべものと関連事項を、約1,300項目を収録。読むだけでちょっと小腹が
空いてくるような事典です。