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11月17日はルポライター、五島勉の誕生日です。『ノストラダムス
の大予言』が著名で、将来への漠然とした不安を抱えていた当時の
人たちに大きな影響を与えました。
『ノストラダムスの大予言』は、ルネサンス期フランスに実在した
人物、ノストラダムスの詩集が未来の出来事を予言しているもので、
その予言によると1999年7月に地球は滅亡する、という内容を書いた
本になります。2023年現在ではこの地球滅亡説は創作として楽しめる
フィクションのように受け止めることも出来ますが、発行された1973
年当時は社会現象になるまで発展し、中には本当に終末が来ると信じて
いた人も居たそうです。
今日紹介する一冊は『トンデモノストラダムス本の世界』(山本弘/著)
です。執筆当時に日本で出版されていたノストラダムス関連書籍をほぼ
すべて網羅し評論した一冊になります。