[BookShelf Image]:2002
今日は競走馬・ステイゴールドの誕生日です。
ステイゴールドは大種牡馬・サンデーサイレンスの3世代目の産駒の1頭として生まれました。小柄な体つきながら、大きな怪我に見舞われず、7歳まで走り切りました。生涯成績は50戦7勝(海外G1 1勝)。途中、28連敗する中、重賞以上のレースで2,3着が続いたことから、”シルバー・ブロンズコレクター”という愛称が定着してしまいました。2000年に久しぶりに勝利を挙げると、翌年にはドバイへ遠征。そこで、サンデーサイレンス産駒の日本調教馬初の海外重賞勝利という快挙を達成。そして、引退レースとなったその年の暮れの香港国際競走の香港ヴァーズ。ここで念願のG1初勝利を果たし、日本厩舎所属の日本産馬初の海外での国際G1勝利というオマケまで付いた。引退後、種牡馬として数多くの個性的な活躍馬を輩出。今も尚、根強い人気のある競走馬です。
今日、紹介する一冊は、『黄金旅程』(馳 星周//著)です。
「黄金旅程」とは、競走馬・ステイゴールドの中国名です。著者はステイゴールド愛に溢れて、この小説の執筆を始めたそうです。
北海道で養老牧場を営む装蹄師の平野敬は最高傑作といわれるエゴンウレアに注目している。敬は、服役していた元騎手で幼馴染の和泉亮介の才能を信じてエゴンの乗り役を頼むことに。競走馬に未来を託す者たちの生きざまを描いた巨編になっています。