4月3日は神武天皇祭の日

今日は、宮中祭祀のひとつである神武天皇祭の日です。

神武天皇祭は、初代天皇とされている神武天皇の崩御日に相当するこの日に天皇霊を祭る大祭です。神武天皇の崩御日は『日本書紀』によれば、紀元前586年(神武天皇76年)の3月11日とされていますが、これをグレゴリオ暦に換算すると4月3日になるそうなので、暦法の改正と共に4月3日に行われることになったそうです。始まりは、江戸の幕末の孝明天皇の時代、神武天皇の御陵祭として始まり、「四時祭典定則」によって規則化され、「皇室祭祀令」で改めて法制化されました。皇室祭祀令は後に廃止されましたが、神武天皇祭は宮中祭祀として存続しています。

今日紹介する一冊は、『ヤタガラスの正体』(関 裕二//著)です。

八咫烏。日本神話に登場し、神武天皇の東征に遣わされ、道案内をしたとされる烏です。

世界最古の秘密結社とも囁かれているヤタガラス。ヤタガラスと日本の神話の謎を解き明かし、ヤマト建国の真実に迫っています。