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今日は、国際熱帯デー(International Day of the Tropics)です。
ミャンマーのアウンサンスーチーらが、2014年に熱帯地域の研究報告書を発表したことにちなんでいます。
熱帯地域とは、北回帰線と赤道の間、南回帰線と赤道の間に位置する地域で、中央アメリカやアフリカ中部、南アジアなどが該当します。
このエリアには世界の生物多様性の80%と、世界のサンゴ、マングローブの95%が生息していて、多様でユニークな文化とコミュニティも多くあります。
研究によると2050年までに世界の人口の大半が熱帯地域に住むといわれています。しかし、近年の森林破壊や気候変動、人口の変化によって、さまざまな動物や住んでいる人たちの生活がものすごいスピードで危機にさらされています。
熱帯地域すべてを守るというのは途方もないことに感じますが、何が起きてるか知るということが、悲しみを食い止める大きな力になるのかもしれません。
今日の1冊は
『熱帯雨林のコレクション』
(横塚 眞己人∥写真・文 フレーベル館)
熱帯雨林の様子を伝える写真絵本。植物や生きものなど、命の宝庫と呼ばれる熱帯雨林の姿を、たくさんの写真で紹介。普段、あまり見ない植物が登場。