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サラエボ事件とは、1914年に起きたオーストリア=ハンガリー帝国の

オーストリア大公であるフランツ・フェルディナントとその妻である

ゾフィーが暗殺された事件です。

現在のボスニア・ヘルツェゴビナの首都、サラエボ(当時はオースト

リア領)にて事件は起こりました。この時代は帝国主義の名のもとに

列強国が併合国を支配していました。事件後、平和的解決が図られま

したが交渉は決裂し、オーストリア=ハンガリーはセルビアに対して

宣戦布告を行う事となります。この事件をきっかけとしてオーストリ

ア=ハンガリー帝国はセルビア王国に最後通牒を突きつけ、第一次世

界大戦の勃起に繋がったとされます。

ご紹介する一冊は、『戦火のサラエボ100年史』著:梅原季哉です。

戦火にさらされ続けこの地に生きるセルビア人、クロアチア人、モス

レム人の3民族が繰り広げた血みどろの内戦による傷跡と矛盾はいまだ

終わっていない。民族自決と歴史認識をめぐる相克を、100年続く家族

3代への聞き取りで迫るノンフィクション小説です。

2024年 (令和6年)
10月7日(月)
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時間:9:00~20:00
休館:火曜日(毎週)、金曜日(最終週のみ)