[BookShelf Image]:218
11月24日は進化の日(Evolution Day)です。
1859年のこの日、チャールズ・ダーウィンの『種の起源』の初版が刊行されました。
著者のチャールズ・ダーウィンはエディンバラ大学で医学、ケンブリッジ大学でキリスト教神学を
学んでいるときに自然史への興味を育んだ。 1831年にケンブリッジ大学を卒業すると、
恩師ヘンズローの紹介で、同年末にイギリス海軍の測量船ビーグル号に乗船することになった。
5年にわたるビーグル号での航海によって、チャールズ・ライエルの斉一説を理論と観察によって
支持し、著名な地理学者となった。
今日の一冊は、『ビーグル号航海記』(チャールズ・ダーウィン/著)です。
1831年から5年間、イギリス海軍の測量船ビーグル号に同乗した若き日のダーウィン(1809-82)が
南アメリカ大陸沿岸や南太平洋諸島をめぐって各地の地質や動植物をつぶさに観察した日記体の調査記録。
巨大な陸産のガラパゴスゾウガメなど特異な動植物で知られるガラパゴス諸島での知見が
ダーウィンに進化論の着想をあたえたといわれています。