７月７日は七夕の日

今日7月7日は「七夕(たなばた)」、七夕の節句です。

旧暦の7月15日の夜、戻って来る祖先の霊に着せる衣服を機織して棚に置い

ておく習慣があり、棚に機で織った衣服を備えることから「棚機」という言

葉が生まれました。

その後、仏教が伝来すると7月15日は仏教上の行事「盂蘭盆（盆）」となり、

棚機は盆の準備をする日という事になって、7月7日に繰り上げられました。

これに中国から伝わった織女・牽女の伝説が結び附けられ、天の川を隔てた

織姫と彦星が年に1度の再開を許される日とされました。

今日の1冊は『行事由来のえほん　たなばたものがたり』（舟崎　克彦／文）

です。織姫と彦星がどうして年に1度しか会えなくなってしまったのか、

ということが分かる絵本で、子供にも説明しやすいです。お互いの事が、

大好きだったという事が伝わってくるので、年に1度しか会えないというのは

とてもかわいそうにも思ってしまいます。毎年、七夕の日は夜空を見上げて

しまいますが、曇りや雨ばかりですね。今年こそは、晴れることを皆さんで

願いましょう。