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8月20日はマラソンランナーで、日本人初のオリンピック選手、金栗四三(かなくりしそう)の誕生日です。
1891(明治24)年8月20日熊本県生まれで、父親が43歳の時に生まれた子どもだったので「四三」と名付けられました。
19歳のころ、東京高等師範学校(現 筑波大学)へ進学し、長距離の才能を発揮。
20歳のころには国際オリンピック競技大会予選会で世界記録を達成し、以後3回のオリンピックに出場しています。
今日の1冊は「日本人初のオリンピック選手 金栗四三」(佐野慎輔/文、しちみ楼/絵)です。
金栗は、日本人初のオリンピック選手としてマラソンの指導や普及はもちろんのこと、箱根駅伝を企画したり、女性のスポーツ振興などにも尽力されました。
1987年11月13日に92歳で亡くなるまで走り続けた金栗の生涯が子どもにも分かりやすく読める1冊となっています。