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10月23日は津軽弁の日です。
この日は方言詩人 高木恭造の命日であることから、1988(昭和63)年に「津軽弁の日やるべし会」が制定しました。
「津軽弁の日」には青森市文化会館で津軽弁をテーマにしたイベントが開催され、津軽弁の俳句や短歌などが披露されているそうです。
今日の1冊は「おかげさまで、注文の多い笹餅屋です」(桑田ミサオ/著)です。
この本は60歳から笹餅づくりを始め、75歳で起業した津軽半島の笹餅名人 桑田ミサオさんのお話です。
使う食材はほぼ地産地消で、笹は自分で山から採ってくるんだとか。
まごころ込めて作られるミサオさんの笹餅は食べた人が涙を流すこともあるといいます。
ミサオさんがお母さまから教わったという昔ながらの作り方には、素朴さと昔ながらの知恵を感じます。