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今日、10月24日は文鳥の日です。
文鳥といえば手乗り文鳥。手(10)に(2)し(4)あわせの語呂合わせからといいますが、
10月が手乗り文鳥の雛が出廻る時期であることからと言われる方がしっくりきますね。
今日の一冊は
『文鳥・夢十夜・永日小品 』(夏目漱石/著)
夏目漱石の短編小説『文鳥』の一説。
「十月早稲田に移る。伽藍のような書斎にただ一人、
片づけた顔を頬杖で支えていると、三重吉が来て、鳥を御飼いなさいと云う。」
中略
「三重吉の小説によると、文鳥は千代千代と鳴くそうである。」
すぐ読めてしまう短い小説なので、ぜひこの文体を味わってください。