[BookShelf Image]:632
今日は、聖ルチア祭です。
聖ルチアは、 暗闇に光をもたらす、眼・視覚障碍者の守護聖女です。
あまり日本人には馴染みのない日ですが、北欧やイタリアなどの南欧では
クリスマスシーズンのアドベント(待誕節)が始まるころに行われる伝統行事。
また、16世紀にグレゴリオ世紀が改訂されるまでは、北半球の冬至の日だった
こともあり、光の守護でもある聖ルチアに扮した子どもが、歌いながら冠にロ
ウソクを戴き、手にもロウソクを持ち行進するなどの祭事が行われる事が多い
そうです。
今日の1冊は「食べて味わう聖書の話」(山口聡子/著)
スゥエーデンでは、この日にコーヒーとサフラン入りのパンを配ったり、食べたり
する風習があるとのこと。
この聖者に限らず、キリスト教もとい聖書には食べ物にまつわる話が多くあります。
それどころか、なんと聖書の神様と人間との話は、食べることからはじまるそうです。
聖書学者の著者が、聖書にまつわる料理と話し、レシピまでもをまとめたのがこの
本です。聖書をよく知らない方も、へーと、楽しくなれる1冊です。
私は、聖書にまつわる料理ってけっこう美味しそうかも?となりました。