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1914年(大正3)年のこの日、東京駅の完成式が行われました。1908年から工事が行われ、6年半かけて完成しました。
日本にいる鉄道ファンの年齢層は幅広く、学校のサークル活動や部活動の1つとして、鉄道研究部・研究会なども存在します。
鉄道ファンの中には、主にある特定の分野を研究している方々がいらっしゃいます。例えば、車両を研究する「車両鉄」鉄道撮影をする「撮り鉄」発車メロディや車内放送、警笛などの音声や音響を研究する「音鉄」
切符や駅のスタンプなどを収集する「収集鉄」そして「乗り鉄」「降り鉄」「駅弁鉄」「時刻表鉄」など・・・。
今日の1冊は『もじもじもじ鉄 鉄道の書体とデザインほぼぜんぶ』( 石川祐基著)です。もじ鉄とは駅の看板(駅名標)や、車両の表記など、鉄道の書体・デザインを愛でる趣味のこと。
こちらの本は、著者が鉄道会社やデザイン会社の人たちへ取材を行い、駅の看板や、路線図、運賃表などに、なぜこの書体が使われ、なぜこのデザインにしたのかがまとめられています。
駅や地域によってそのデザインは様々なのですね。
ページをめくるたびに新しい発見があり、想像し、驚き、感動をするかもしれません。この本を手に取りワクワクしてくるあなたは、もしかすると鉄道ファンなのかも。