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日本のSFをはじめとする文壇を長年リードし、多くの業績を残した小松左京こと小松実は、1931年の今日、大阪に生まれました。

「荒俣宏と立花隆と宮崎駿を足して3で割らない作家」とも言われた膨大な知識とイマジネーションは、日本の現在の創作物にも多大な影響を与え続けています。

旺盛な好奇心を常に絶やさず、彼の関心は最先端の科学技術から近所の洋食屋の新メニューまでに及んだそうです。

また、1時間ほどで原稿用紙を20枚書き上げるほどの速筆家で、常に湧き出る創作意欲は様々な形で世に残っています。

特に『日本沈没』や『首都消失』『復活の日』のような現実を下敷きにした大作パニックSFは映画化もされていますので、ぜひ一度ご覧ください。

今回ご紹介する『復活の日』は、現代のコロナウイルスのような未知のウイルスと人間が格闘する大スペクタクルSF小説です。

2024年 (令和6年)
5月21日(火)
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時間:9:00~20:00
休館:火曜日(毎週)、金曜日(最終週のみ)