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今日は、高知県出身の作家、山本一力さんの誕生日です。
数々の社会人経験を経て作家としてデビュー。直木賞作家の一人でもあります。
高知県は多くの作家を輩出しているイメージがあり、早速、高知文学館のサイトをのぞいてみたところ、
やはり近現代多くの作家さんが名を連ねていました。そのなかでも、山本一力さんといえば、時代小説
のイメージが強く「あかね空」で直木賞も受賞されています。
今日の1冊は「龍馬奔る:少年篇」(山本一力/著)
そんな一力さんが、坂本龍馬の誕生から描いたのが本書。梼原といえば、愛媛県との県境に位置し、
坂本龍馬が脱藩に挑み通った町です。
龍馬が誕生を、高知市に流れる鏡川の描写から生き生きと描かれ冒頭から話の世界にぐっと引き込まれ
ます。大変よみやすく爽快な1冊。
知っているようで知らない龍馬を辿ってみませんか。