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『今日は帝劇、明日は三越』というキャッチコピーにもなり、近代国家として日本が歩み始めるシンボルともなった千代田区丸の内の帝国劇場。
1911(明治44)年の今日、帝国劇場が完成しました。
日本初の西洋ルネサンス建築による劇場で、白煉瓦やコンクリートが使われました。
当時はまだ珍しかったオペラやバレエから、伝統芸能である歌舞伎まで様々な演目が上演され、今日に至っても多くの人々を楽しませています。
今回ご紹介する『劇場建築とイス 客席から見た小宇宙1911-2018』では、家具製作者の視点からみた劇場の建築、レイアウトの面白さが伺える一冊です。
帝劇の貴重な資料や写真も含まれていますので、この機会に是非ご一読ください。