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2006年のこの日、兵庫県に神戸空港が開港しました。
今日の一冊は『空港のたんけん 土木の世界:ドボジョママに聞く』(福手勤監修・星の環会編)です。
こちらの本は、全10冊から構成される 土木の世界:ドボジョママに聞くシリーズの中の1冊です。
滑走路のしくみに関するページでは「滑走路は中央部分を盛り上げて、水が両端に流れやすい仕組みになっている」や「滑走路の方位は、その空港の周辺で吹くことが一番多い向きによって決められる」など、飛行機が安全に離着陸できる工夫が紹介されています。
シリーズの中には『ダムのたんけん』『地下都市のたんけん』『水道のたんけん』といった本もあります。
次々に変わりゆく時代の中でも、人間と自然が共存し、現在も未来も人々が安全・豊かに暮らせるよう縁の下で支えてきた「土木の世界」を学ぶことができます。
小学校高学年におすすめの本で、防災教育やキャリア教育にも役立つ1冊です。