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1974年、公益財団法人日本城郭(じょうかく)協会が4(シ)6(ロ)の語呂合わせから城の日と定めました。
1992年に全国的な普及キャンペーンを行い、4月6日には各地の城で天守の無料開放等の行事が行われているところもあります。
今日の一冊は『30の名城からよむ日本史』(安藤優一郎著)です。
本書は30の名城を切り口に歴史を読み解きます。
例えば四国からは、松山城と高知城が取り上げられています。
伊予松山で生まれ育った俳人正岡子規の俳句には、松山城をテーマとしたものが少なくありません。
なぜどういった背景で正岡子規は松山城を俳句に詠んだのか。
藩の繁栄を下支えする役割を果たし、高知城と城下町を水害から守った高度な治水技術についてなど、面白い発見ができる1冊です。